身体を使ったリズムカノン

①先生の真似をして、Body partsやアクションを、動きを使って英語で言いながらタッチします。

言葉の例:
Head/Sholders/Cheeks/Ears (Body parts)
Wave/Shake/Punch/Wiggle (アクション)

・身体を動かしながら
・言葉を口に出して
・リズムを真似して

動作をするので、視覚・聴覚・運動感覚、すべてを使った刺激になります。

先生、子ども(先生の真似)、先生(新しい動き)、子ども(先生の真似)、と、交互に行います。
慣れてきたら、言葉を増やして長くしていきます。



②上記を、先生は子どもを待たないで進めます。

先生、子ども(前の動きの真似)&先生(次の動き)、子ども(前の動きの真似)&先生(次の動き)

と同時に進めていくので、子どもは前の動きをコピーしながら、同時に今の先生の動きと言葉を観察して、理解する必要があります。

これも言葉を口に出しながら進めるので、声に出しながら同時に聴く、ということが必要になります。

①の中断カノンに比べて、一気に高度になりますので、年中さん以上だと、無理なく進められます。

③子どもがリーダーになる

先生の真似を十分にして、少し自信がついてきたら、今度は子どもたちにリーダーになってもらいます。

一人一人、タッチする場所・アクション・言葉・リズムを考えてもらって、リーダーがやったことを、先生と他の子供たちで真似っこします。

最初は中断カノン
リーダー、その他(真似)、リーダー、その他(真似)で。

慣れたら、リーダーは待たないで、次々にアクションを考えて連続で進めます。

③は、ダルクローズリトミックの三本柱の一つである、即興演奏につながります。


また、みんなの前で1人でリーダーをする、というのは、ある子にとってはとても勇気のいることですが、そういった経験を重ねることで、自信につながります。

もちろん、無理には進めず、「思いつかない」、「恥ずかしい」、という子には、先生から動きを提案してあげたり、やってみたいと思えるまで待ってあげる(期限をつけたり、工夫しながら)、ということも大切かと思います。

リズムカノンは、聴く力、集中力、リズム感などにつながり、総合的な脳トレにもなります。

大人やシニアにもおすすめです♪


3歳(年少)さんからできて、年長さんや小学生にかけて、どんどんレベルアップしていけるので、成長がとってもよくわかります。

リトミック(特に英語リトミック)は、2~3歳クラスまでのお教室が多かったり、幼稚園入園とともに辞めてしまわれる方が多いかと思いますが、年少さんからが、本格的に、音感・リズム感・表現力をアップしていける時期なので、ぜひ続けていただきたいです♪